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【種類別】ETFのおすすめ銘柄は?特徴やメリット・購入できる証券会社を解説
(写真=PIXTA)

「株に投資してみたい」と思った時、イメージしやすいのは、トヨタ自動車、三菱商事、ANAホールディングス等の個別株ではないでしょうか。

しかし、投資すると一言で言っても投資対象は多岐に渡ります。具体的にはETF、投資信託、金、不動産、外国株式、暗号資産、コモディティ等、投資できる先は幅広く存在します。

今回は、投資の中でも人気が高いETFについて解説します。ETFはExchange Traded Fundの略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。

ETFは他の投資商品に比べて比較的簡単に購入することができるため、初めて投資する人にとっても投資するハードルが低いことが特徴です。なぜなら、ETFは色々な個別企業の株をまとめたような商品のため、どれを選ぶか迷う手間が少なく、また、仮に投資したETFの中の企業が1社倒産したとしても、影響が軽微で済むからです。

世界で一番初めにETFが誕生したのは、1990年3月7日、カナダ・トロント株価指数に連動するETFでした。その後、米国で最初にETFが上場された1993年、ETFの銘柄はわずか3本程で、資産残高では約10億ドル規模に過ぎない存在でしたが、2000年以降普及していき、上場銘柄数/規模が急速に拡大していきました。

目次

  1. 初心者にもおすすめ?ETFの特徴やメリットとは
    1. そもそもETFとは
    2. ETFのメリット
    3. デメリット
    4. ETFを選ぶ時のポイント
    5. Q.ETFの始め方は?
  2. 【種類別】ETFのおすすめ銘柄例
    1. 国内株式ETF
    2. 外国株式ETF
    3. REIT ETF
    4. レバレッジ(ブル)型・インバース(ベア)型ETF
    5. 金ETF
    6. Q.どんな人にETFはおすすめ?
  3. ETFを購入するのにおすすめの証券会社
    1. マネックス証券
    2. 楽天証券
    3. SBI証券
  4. FAQ
    1. Q.ETFとは?
    2. Q.ETF銘柄の選び方は?
  5. まとめ

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初心者にもおすすめ?ETFの特徴やメリットとは

ETFは投資初心者にもおすすめの商品になっています。

手軽に少額から購入することができたり、値動きが分かりやすいといった点がその理由です。

ETFとはそもそもどのようなものなのか、ETFのメリットとデメリットに加え、ETFを選ぶ時のポイントを解説していきます。

そもそもETFとは

ETF(Exchange Traded Fund)は上場投資信託の略です。ETFは日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)、NYダウなどの指数に連動するように運用されている投資信託のうち、上場されているものを指します。

通常、ETFが連動を目指す指数は複数の銘柄で構成されているため、ETFの投資対象も複数の銘柄になります。よって、ETFは投資信託と同様に、1つのETFに投資するだけで分散効果が働くのです。

また、ETFは証券会社でしか購入できないため、まだ証券口座を開設していない人は先に手続きをしましょう。

ここまでETFの他に「投資信託」という商品も出てきましたので、それぞれの違いについても説明しましょう。

ETFと投資信託は共に投資信託ですが、最大の違いは「上場しているか」、「していないか(証券取引所を経由して取引しているか否か)」です。

取り扱う商品数で見るとETFに比べて投資信託の方が多いです。ETFは証券会社でのみ取引できますが、投資信託は証券会社に加え、銀行等でも取引することができます。また、金融機関により取扱う商品が異なるため、自分が欲しいと思うETFや投資信託があるかどうか確認する必要があります。

ETFは、個別株などと同じように証券会社を通して証券取引所に注文します。よって、決められた売買単位があり、売買単位ごとでしか注文することができません。また、市場にてリアルタイムで取引が行われており、指値注文と成行注文どちらでも発注可能です。

一方、投資信託は注文を出した当日は売買金額(基準価額)が公表されず、一般的に注文した翌営業日に公表されます。運用方法には、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、NYダウなどに連動することを目指すインデックスファンドと、指数を上回る成績を出すことを目指すアクティブファンドがあります。

ETFと投資信託を比べた場合、一般的にETFの方が手数料が安い傾向があります。手数料には、売買委託手数料(ETFを買う時/売る時に必要な手数料)、信託報酬(保有期間中に必要な手数料)などがあります。ただし、近年は投資信託も手数料が下がってきており、購入時手数料が無料(ノーロード)のものもあります。

このように、一概にETFと投資信託に優劣をつけることはできません。ETFと投資信託それぞれの特徴を理解して、自分のスタイルに合った投資手法を確立していきましょう。

ETFのメリット

ETFの概要を理解したところで、次にETFに投資するメリットはどのようなものがあるのか解説していきます。

ETFのメリット

  • 値動きがわかりやすい
  • リアルタイムで取引することができる
  • 手軽に分散投資できる

値動きがわかりやすい

ETFは指数の動きに連動するように運用されるため、値動きが分かりやすいことがメリットです。ETFの市場価格は、一口あたり純資産価値(基準価額)をベースに、その時の指数の動きを反映して投資家が取引するため、概ねその市場価格も指数に連動します。そのため、ETFの価格変動は対象指数の動きで説明がつきます。

例えば、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、NYダウなどはインターネットで簡単に値動きの情報を入手することが可能であり、それらの指数に連動するETFの値動きも簡単に把握することができます。

リアルタイムで取引することができる

ETFは個別株などの株式と同様に、証券取引所の取引時間内であれば、いつでも何回でも売買を行えます。

注文方法も株式と同じように、「成行注文」と「指値注文」を選択することができます。

成行注文とは、値段を指定しない注文方法です。「成行で100株の買い注文」「成行で200株の売り注文」のような使い方をします。

取引時間中に成行の買い注文を出すと、その時点の最も低い価格の売り注文に対してすぐに注文が成立します。逆に成行売り注文を出すと、その時点の最も高い価格の買い注文に対してすぐに注文が成立します。

一方、指値注文とは、売買したい価格を自分で設定して注文する方法です。「500円の指値で300株の買い注文」「400円の指値で700株の売り注文」のような使い方をします。

指値注文は、買い注文であれば指値の金額以下の株価、売り注文であれば指値の金額以上の株価になれば注文が成立するような仕組みになっています。

手軽に分散投資できる

中長期的な投資を考えた場合、投資先を色々な業界や地域などに分散することが重要です。

偏った投資先に絞ってしまうと、一つの投資先が業績不振に陥って株価が下がった場合、投資家に大きな損失が発生してしまいます。

しかし、投資先を広く分散させることにより、もし一つの会社の株価が急落した場合であっても、他の会社が順調に株価を維持/上昇させていれば損失をカバーすることができます。

ETFは株価指数に連動する仕組みがあるため、ETFを購入すれば、指数を構成する銘柄を全て保有することができます。このように、ETFは手軽に分散投資ができるといえるのです。

具体的には、日経平均株価であれば日本を代表する225社に、S&P500であればアメリカを代表する大型企業500社に分散投資することができます。

個別株の場合、1社ずつしか株式を購入することができないため、分散投資を行うのは手間がかかりますが、ETFであれば一つの商品を購入するだけでも十分に分散を効かせることが可能なのです。

デメリット

メリットの一方、デメリットも確認しておきましょう。積立投資ができないことや、分配金が自動投資されないことなどが挙げられます。

ETFのデメリット

  • 積立投資ができない
  • 分配金が自動投資されない
  • 株主優待がない

積立投資ができない

ETFは一部を除き、自動での積立投資をすることができません。

初心者でも手間なくコツコツと資産を積み上げていくことができる積立投資は、中長期的に大きな資産を築きたい場合に心強い投資手法です。

ETFで積立投資をしようとする場合、毎月/毎週など定期的に手動で買付を実施する必要があります。したがって、忙しい人や証券会社のPC操作に慣れていない人などは買付に手間がかかってしまい、継続することが困難です。

一方、投資信託は毎月/毎週など定期的に自動積立できる機能があり、一度設定すれば、後は特にやることなく投資を続けることができるので簡単です。

分配金が自動投資されない

ETFを保有してもらうことができる分配金が、再投資されずに必ず投資家に分配されることもデメリットの一つです。中長期的な投資を行う上では、株式等を保有して得ることができた配当金や分配金を元本に組み込み、雪だるま式に資産を増やしていく複利効果を味方に付けることが重要です。しかし、ETFは分配金の再投資を手動で行う必要があるのです。

一方、投資信託では分配金を自動で再投資することが可能であり、簡単に複利効果の恩恵を享受することができます。

株主優待がない

株式を保有すると、株主優待を受けられる企業も存在します。株主優待は、QUOカードがもらえたり、企業のオリジナル商品がもらえたりします。個別株等を保有していれば株主優待を受けられるのですが、ETFでは投資した中に株主優待を実施する銘柄が入っていたとしても、株主優待を受けることができません。

ちなみに、ETFだけでなく投資信託も同様に株主優待を受けることができません。

ETFを選ぶ時のポイント

ETFの種類は大変豊富で、いざ、たくさんの中から購入するものを選ぼうとすると大変に感じてしまうものです。実際にETFを購入する際、どのようなものを購入すれば良いのかポイントを解説していきます。

ETFを選ぶ時のポイント

  • 流動性
  • 乖離率
  • コスト

流動性

ETFを選ぶ際にまず確認したいのが「流動性」です。ETFは市場で好きな時に取引を行うことができるのが魅力の一つですが、それができるのは出来高や売買代金が多い等の条件が必要になります。

出来高や売買代金が多いと、自分がETFを買いたいと思った時や売りたいと思った時、すぐに取引が成立します。つまり、流動性が高ければ自分の希望するタイミングで取引を行うことが可能です。

一方、流動性が低いETFの場合、出来高や売買代金が少なく、例えば自分が買いたいと思ったタイミングで売りたい人がいない可能性が高くなります。買いたいと思った時に売りたい人がいなければ取引が成立せず、困ってしまいます。

よって、希望するタイミングで取引を行うことが難しくなり、約定が遅れることで損失を被るリスクが高くなるのです。

ETFを選ぶ際は、流動性が高いものを選ぶようにしましょう。

乖離率

ポイントの二つ目として、「乖離率」が挙げられます。乖離率とは、現在の価格が移動平均線からどれくらい離れているかを数字で現した指標です。

指数への連動を目指すETFは、組入銘柄の売買コスト、タイミング、信託報酬など、色々な要因により指数より下振れ(下方乖離)してしまいがちです。

選ぶべきETFは、乖離率が小さく、できるだけ連動する指数に近い動きをするものにしましょう。

コスト

ETFを選ぶ際、コストも重要になります。できる限り信託報酬などの手数料が低い商品を選ぶようにして下さい。

ETFの売買や保有に発生する手数料は商品により様々で、見落とされがちですが、しっかりと確認しておく必要があります。

同じ指数に連動するETFがある場合、運用成績ではなかなか差がつかないものです。そのため、似たようなETFであればより手数料(コスト)が低い方を選ぶようにしましょう。

また、保有にかかるコスト(=信託報酬)は運用している期間中ずっとかかります。中長期的な投資を行う場合、如実に運用成績に差が出てくることになるため、より慎重に検討すべきです。

Q.ETFの始め方は?

A.ETFは証券会社を通じて購入することができるため、まずは証券会社で口座を開設しましょう。すでに証券口座を持っていれば、すぐにETFを購入することができます。

注文をする際は、購入したい銘柄、銘柄コード、売買単位(口数)を指定した後、成行注文か指値注文かを選択します。

また、株式と同様に空売りを含めて信用取引を行うことも可能です。

信用取引の条件は証券会社によって違いがあるため、信用取引を行いたい場合は、口座を開設する時によく確認するようにしましょう。

【種類別】ETFのおすすめ銘柄例

おすすめするETFについて、種類別に具体的な銘柄を紹介します。

実際にETFを購入したいけれど、どのようなものを選べば良いか迷っている人は是非参考にしてみて下さい。

国内株式ETF

銘柄名 NEXT FUNDS TOPIX ETF(1306) NEXT FUNDS 日経225ETF(1321)
ベンチマーク(指数) 東証株価指数(TOPIX) 日経平均株価(日経225)
運用会社 野村アセットマネジメント 野村アセットマネジメント
経費率 0.088% 0.18%
直近の分配金 3660円(2021年7月) 3650円(2021年7月)
分配金利回り 1.74% 1.21%
売買高 7億8083万9千円 17億4779万5千円
乖離率(プレミアム/ディスカウント) -0.06% 0.08%
購入可能な証券会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券等
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
SMBC日興証券等

NEXT FUNDS TOPIX ETF(1306)

TOPIX(東証株価指数:TOPIXはTokyo Stock Price Indexの略)は、東京証券市場第一部に上場しているすべての日本企業(内国普通株式全銘柄)を対象とした、時価総額加重型の株価指数です。NEXT FUNDS TOPIX ETFは、TOPIXに採用されているまたは採用が決定された銘柄の株式のみに投資を行い、信託財産中に占める個別銘柄の株数の比率をTOPIXにおける個別銘柄の比率に維持することを目的とした運用を行い、TOPIXに連動する運用成果を目指します。

NEXT FUNDS TOPIX ETFの特徴は、信託報酬率について純資産総額に応じて変化する段階料率を適用していることです。段階料率とは、純資産総額のうち、例えば5兆円以下の部分には1%、5兆円〜10兆円以下の部分には0.8%、10兆円〜は0.4%といった形で、純資産総額の増加にともない信託報酬率が低減するような体系のことです。

投資家にとっては純資産総額が増加すると信託報酬率が低下していくため、コスト面で恩恵を受けることができます。

組入れ上位銘柄は、トヨタ自動車、ソニーグループ、キーエンス、リクルートホールディングス、三菱UFJフィナンシャルグループ、ソフトバンクグループ、日本電信電話など、日本を代表する有名企業ばかりです。

NEXT FUNDS 日経225ETF(1321)

日経平均225(日経225)は、日本を代表する株価指数として世界中で利用されています。東京証券取引所第一部に上場する225銘柄を選定し、その株価を使って算出します。ダウ式と呼ばれる連続性維持のための調整をベースに、日本固有の株式取引制限を加味した計算ルールで算出する価格平均指数で日経平均を構成する225銘柄は、市場流動性やセクターバランスをもとに定期的に見直されます。

長期間にわたる継続性の維持と産業構造変化の的確な反映という二つの側面を満たしながら、市場流動性の高い銘柄で構成する株価指数を目指しています。

引用元:野村アセットマネジメント

組入れ上位銘柄は、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、ダイキン工業、リクルートホールディングス、ファナック、KDDIなどとなっています。

外国株式ETF

銘柄名 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
ベンチマーク(指数) CRSP USトータル・マーケット・インデックス FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
運用会社 バンガード バンガード
経費率 0.03% 0.08%
直近の分配金 0.7242ドル 0.412ドル
分配金利回り 1.18% 1.58%
売買高 335万6536株 160万6724株
乖離率(プレミアム/ディスカウント) 0.03% 0.09%
購入可能な証券会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
DMM株等
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
大和証券等

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFは、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株を投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動した投資成果を目指します。また、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしていることから、分散が効いたETFといえます。

多くの投資家は、中長期的には米国市場の成長が続くと見込んでおり、今後の米国の成長に期待したい人や、米国銘柄のうちどれに投資すれば分からないという人は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資しておくことをおすすめします。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの組入れ上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、アマゾンドットコム、メタ・プラットフォームズ(フェイスブック)、アルファベット、テスラ、バークシャーハサウェイとなっています。米国経済を引っ張っていく企業と、今後急成長が期待される企業がバランス良く構成されている点も特徴です。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのベンチマークは、約8000銘柄の大型、中型、小型で構成されるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスです。驚くべきことに、全世界の投資可能な市場価値総額の約98%以上をカバーしています。つまり、VT1本に投資するだけで、先進国から新興国まで世界中の株式市場へ幅広く分散投資できるのです。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの組入れ上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、アマゾンドットコム、メタ・プラットフォームズ(フェイスブック)、アルファベット等となっており、VTIと似たような構成になっています。

また、VTの特徴として、セクター別にみるとテクノロジーが大きな割合を占めており、現在および将来に渡って、全世界経済はテクノロジー分野がリードすることが期待されていることが分かります。テクノロジーに続いて、金融や資本財等のセクターが大きな割合を占めています。

地域別にみると、米国が半分以上を占めており、日本や中国が続いています。基本的には先進国が大きな割合を占めますが、新興国にもバランス良く投資しています。

REIT ETF

銘柄名 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343) iシェアーズ米国リートETF(1659)
ベンチマーク(指数) 東証REIT指数 FTSE Nareit Equity REITs インデックス(TTM 円建て)
運用会社 野村アセットマネジメント ブラックロック
経費率 0.1705% 0.2200%
直近の分配金 1880円(2021年11月10日) 8円(2021年11月9日)
分配金利回り 3.2% 1.59%
売買高 10万1480株 1万1884株
乖離率(プレミアム/ディスカウント) -0.02% -0.06%
購入可能な証券会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券等
SBI証券
楽天証券
野村証券等

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信の対象指数となっている東証REIT指数は、東京証券取引所に上場する不動産投資信託全銘柄を対象とした「時価総額加重型」の指数です。

REITとは、Real Estate Investment Trustの頭文字を取ったもので「不動産投資信託」と呼びます。REITは、投資者から集めたお金で複数の不動産に投資し、賃料収入や売却益から利益を得ます。

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、少額で不動産投資をしたい人におすすめです。一般的な不動産投資では数百万円の自己資金が必要であったり、数千万円単位でローンを組む必要がありますが、ETFであればより少ない金額から投資を行うことが可能です。

組入れ上位銘柄には、日本ビルファンド投資法人、ジャパンリアルエステイト投資法人、GLP投資法人、日本プロロジストリート投資法人、日本都市ファンド投資法人などが名を連ねています。

iシェアーズ米国リートETF(1659)

iシェアーズ米国リートETFは、FTSE Nareit Equity REITsインデックス(TTM円建て)の動きに高位連動する投資成果を目指しています。

特徴は、米国のREIT市場に幅広く投資でき、長期的な分散投資が可能であることです。また、東京証券取引所に上場している円建ての外国リートファンドであるため、日本株と同様に日本時間の中で取引することができます。

組入れ上位銘柄をみると、ISHARES CORE US REIT ETFが99.94%占めており、残りは日本円や米ドルとなっています。

レバレッジ(ブル)型・インバース(ベア)型ETF

銘柄名 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570) NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)
ベンチマーク(指数) 日経平均レバレッジ・インデックス 日経平均インバース・インデックス
運用会社 野村アセットマネジメント 野村アセットマネジメント
経費率 0.8800% 0.8800%
直近の分配金 0円(2021年5月20日) 0円(2021年5月20日)
分配金利回り 0% 0%
売買高 627万9698株 11万2684株
乖離率(プレミアム/ディスカウント) -1.17% +0.71%
購入可能な証券会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
野村証券等
SBI証券
楽天証券
松井証券等

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信は、日経平均レバレッジ・インデックスに連動します。

日経平均レバレッジ・インデックスは、日経平均株価の2倍の変動率で指数が動きます。ただし、2倍の変動率はあくまで1日の変動率であり、複数日の変動率は2倍にはなりません。

株価が連騰するような相場では、元本が大きくなり想像以上に価格が上昇する一方、続落する相場では、元本が縮小することで想像以上に価格が下落します。

また、変動が小さく、横ばいの相場においては、価格が下がっていく特徴があります。

よって、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信は、短期間で値動きの大きな投資を行いたい人に向いている、ハイリスク・ハイリターンなものなのです。

一層のリスク管理が求められる投資になるため、「全体の投資資金の●%まで」と投資する金額の範囲を決めて行うのが良いでしょう。

NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)

NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信は、日経平均株価の日々の変動率のマイナス1倍の変動をする日経平均インバース・インデックスへの連動を目指す運用を行っています。なお、外貨建資産への投資にあたっては、為替ヘッジを実施しています。

投資先としては、円建ての短期公社債等の短期有価証券を中心に、コールローンや対象先物取引(対象先物取引ならびに対象株式等および対象指数連動投資信託証券の売買をあわせて)などです。

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信と同様にハイリスクな投資先となり、日経平均株価が大幅に変動した場合、投資元本が大幅に毀損する恐れがあります。

また、日経平均株価の価格変動が大きくなればなるほど、また投資期間が長くなればなるほど、日経平均株価指数との価格差が広がっていくため、投資する際は慎重に行いましょう。

金ETF

銘柄名 SPDRゴールドシェア(GLD) ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)
ベンチマーク(指数) 金現物 NYSE Arca産金株指数
運用会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ ヴァン・エック・グローバル
経費率 0.40% 0.52%
直近の分配金 - 0.1899ドル
分配金利回り - 0.56%
売買高 1145万1779株 4109万3016株
乖離率(プレミアム/ディスカウント) -0.37% 0.12%
購入可能な証券会社 SBI証券
楽天証券
マネックス証券
みずほ証券等
SBI証券
楽天証券等

SPDRゴールドシェア(GLD)

SPDRゴールドシェア(GLD)は、金現物の動きに連動する投資成果を目指しています。米国における初の金ETFであり、金現物に裏打ちされた初のETFでもあります。

多くの投資家にとって、金現物の購入、保管などにかかる費用と比べ、SPDRゴールドシェアの購入にかかる費用や経費率の負担の方が下回ると考えられています。

また、相当量の金地金を取引単位(バスケット)として設定、解除(交換)する仕組みとなっているため、市場の需要に応じ流動性を供給可能である点が優れています。

ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)

ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(VanEck Vectors Gold Miners ETF)は、NYSE Arca産金株指数(NYSE Arca Gold Miners Index(GDM))に連動する投資成果を目指しています。GDMは時価総額加重平均型指数であり、金鉱業を主たる事業とする世界中の上場企業へ幅広く投資することができます。

組入れ銘柄上位には、ニューモント、バリック・ゴールド、フランコーネバダ、ウィートン・プレシャス・メタルズ、ニュークレスト・マイニングなど世界的に有名な金鉱株が含まれています。

ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETFは、金よりもレバレッジの効いた金鉱株に投資をしたいけれど、金鉱銘柄の個別分析をする手間がかかるのが嫌な人やリスク分散したい人におすすめです。また、有名な大手企業が多く組み入れられているため、金鉱株の個別銘柄に投資する際にも参考にすることができます。

Q.どんな人にETFはおすすめ?

A. ETFは低コストで分散投資を行いたい人におすすめです。

ETFは一般的に投資信託と比べて売買/保有に係る費用が安く、少しでもコストを抑えることが可能です。また、多くの個別銘柄を集めて投資するため、十分に分散が効いたものにもなり、リスク管理に手間をかける必要がありません。さらに、ETFはリアルタイムで取引をすることができ、チャンスを逃さず投資を行いたい人にもおすすめです。

ETFを購入するのにおすすめの証券会社

実際にETFに投資するとなると、証券会社を通じて購入することになります。証券会社によって購入することができるETFの種類が異なるため、自分が欲しいETFを提供するところを選ぶようにする必要があります。また、手数料やサービス内容にも違いがあるため、証券会社選びは慎重に行いましょう。

マネックス証券

マネックス証券の特徴は何と言っても米国株の取扱が豊富なところです。米国株の取扱銘柄数5,000超で、新規上場銘柄についてもスピーディーに追加しています。個別株も合わせると4158銘柄(2021年6月時点)を取り扱っており、銘柄数は年々増加しています。

マネックス証券では、米国株デビュー応援プログラムを実施しており、外国株取引口座への初回入金日から、20日間に取引した米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円までドルでキャッシュバックしてくれます。

また、為替取引の米ドル買付時手数料が無料であったり、人気の米国株ETF17銘柄の買付手数料(税抜)が実質無料になったりする魅力があります。

実質無料となる対象ETFは下記の通り、バンガード社、ブラックロック社、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社、ウィズダムツリー社が運用する商品です。

  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • バンガード・S&P500ETF(VOO)
  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
  • インベスコ QQQ トラスト シリーズ1(QQQ)
  • SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
  • iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
  • グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
  • グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF(LIT)
  • グローバルX サイバーセキュリティ ETF(BUG)
  • グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)
  • グローバルX 米国優先証券 ETF(PFFD)
  • グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF(XYDL)
  • グローバルX 高配当・優良・米国株 ETF(QDIV)
  • グローバルX AI&ビッグデータ ETF(AIQ)
  • グローバルX ウラニウムETF(URA)
  • グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF (SDIV)

さらに、NISA口座における米国株の買付時国内取引手数料(税込)について、恒久的に全額キャッシュバックしてもらえるため、実質無料になります。

機能やサービス内容も充実しています。

プレマーケット/アフターマーケットの立会時間外においても取引可能で、取引時間外に起こる急なニュースに対しても利益を見逃さずに対処することができます。

豊富な注文方法があることも特徴です。マネックス証券では、「逆指値」「トレール注文」など様々な注文方法を利用でき、早朝や夜中に相場をチェックし続ける必要がなく、安心してリスク管理を行うことができます。

また、銘柄分析に役立つツールも評判が良く、「銘柄スカウター」と呼ばれる株分析ツールを無料で利用することができ、豊富な個別銘柄情報やニュースのほか、スクリーニング機能やランキング、銘柄比較機能などを活用することができます。複雑な情報を見やすく集約してくれるので、分析が苦手な人でも気軽に企業分析を行うことができて便利です。

楽天証券

楽天証券の特徴は、手数料無料のETFが123銘柄(2021年10月29日時点)もあることです。

手数料0円ETFでは、売買手数料(現物取引・信用取引)が0円となります。選択した手数料コースに限らず対象銘柄の売買手数料が無料となるため、大変お得なサービスといえるでしょう。

期間限定のキャンペーンではなく、いつでも売買手数料がかかることがないところも安心です。また、キャッシュバックという形でもないため、税金の問題も考えることがないところも好材料です。

ETFのおすすめ銘柄で紹介した下記3銘柄についても、手数料0円ETFの対象になっていることも楽天証券をおすすめできる理由の一つです。

  • NEXT FUNDS TOPIX ETF(1306)
  • NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)
  • iシェアーズ米国リートETF(1659)

ETFのおすすめ銘柄で紹介したもの以外で、手数料0円ETFの対象となっているETFの例

  • 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型【楽天225ダブルベア】
  • NEXT FUNDS MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数連動型上場投信
  • MAXIS高利回りJリート上場投信
  • NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信
  • 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【上場米国株式】

手数料に魅力があるだけでなく、投資に役立つツールも充実しています。

PC向けトレーディングツールである「MARKETSPEED」を利用すれば、様々な銘柄の株価、日経平均、外国為替、S$P500など、色々な投資情報を自動更新・リアルタイムで確認することができます。

多くの機能を有していますが、操作方法は簡単で、初心者から上級者まで幅広い投資家に人気のツールになっています。

また、「iSPEED」と呼ばれるスマホアプリも提供しており、忙しい会社員でも朝・夜の通勤時間、昼休みなど、いつでもどこでも株価や最新ニュースのチェックを行うことが可能です。また、楽天証券における自分の資産残高や取引情報もスマートフォンで確認することができます。

SBI証券

SBI証券の特徴は、米国ETFの定期買付サービスがあることです。

定期買付サービスとは、投資したい銘柄毎に指定した設定内容をもとに、設定株数または設定金額以内の単元株を定期的に買付するサービスです。

毎月決まった日や曜日に買付したい人、NISA枠をしっかり活用したい人、忙しくて定期的に買付するのが面倒な人などにとっておすすめです。

SBI証券の定期買付サービスで便利な点は、日付・曜日・ボーナス月の設定を自由に行えることや、「株数指定/金額指定」「外貨決済/円貨決済」の組み合わせが可能であることが挙げられます。

また、NISA預りでの注文の場合、「NISA枠ぎりぎり注文」か「課税枠シフト注文」のいずれかを選択することが可能です。

「NISA枠ぎりぎり注文」の場合、NISA預りの定期買付時に、設定金額がNISA投資可能枠を上回っていた場合、設定金額をNISA投資可能枠の範囲内まで引き下げて発注を行います。

一方、「課税枠シフト注文」では、NISA預りの定期買付時に、NISA投資可能枠が設定金額未満であった場合、まず、NISA投資可能枠の範囲で発注できる金額分の発注を行い、残りの金額の中で課税預り(特定/一般)にて発注を行います。

SBI証券では、インターネットコースを対象に9銘柄の米国ETFが買付手数料無料になっています。マネックス証券や楽天証券と同様、手数料の安さに力を入れていることが感じられます。

買付手数料無料となる銘柄一覧

  • バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
  • バンガード S&P 500 ETF(VOO)
  • バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
  • SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
  • ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
  • ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
  • ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
  • ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)

住信SBIネット銀行と連携した外貨即時決済サービスも魅力的です。

住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、外貨普通預金からSBI証券の外貨建口座に入金・出金を行うことができます。そして、SBI証券で海外ETFなど外貨建商品を購入・売却する際の決済に利用することができるため便利です。

また、住信SBIネット銀行の口座からSBI証券の外貨建口座に入出金する時は手数料無料で行うことができ、米ドル/円であれば片道4銭、外貨建の場合は片道2銭など、為替手数料も格安となっています。

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FAQ

Q.ETFとは?

A. ETFとはExchange Traded Fundの略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)、NYダウなど特定の指数に連動する運用成果を目指します。また、連動する指数は株式のみならず、債券、REIT、通貨、コモディティ(商品)といった様々なものがあります。

投資する対象については、日本はもちろん先進国/新興国を含む全世界に広がり、昔は投資することが難しかった国や地域においても、ETFで簡単に投資することができるようになりました。

Q.ETF銘柄の選び方は?

A.初心者におすすめのETF銘柄選びは、まず自分が興味のある投資先が入っているかどうかに着目して下さい。例えば、ニュースでよく聞く日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった指数に連動するETFを選んでみると、普段から意識して確認する指数のため、比較的ETFの値動きを理解しやすいです。

その後、慣れてきたら海外ETF、REIT ETF、レバレッジ型ETFなどに挑戦していきましょう。

また、手数料の安さ、流動性の高さ、乖離率の低さについてもしっかり確認することが重要です。

まとめ

今回は、ETFの特徴、おすすめ銘柄、おすすめの証券会社などを紹介してきました。

ETFは個別銘柄に投資するより分散が効いているため、比較的リスクが低い投資といわれています。よって、投資初心者でもきちんと仕組みを理解すれば、無理なく投資を始められ、継続していくことができる金融商品です。

これまで個別株に投資をしてきたけれど、なかなか上手く利益が出せない人や、できるだけ手間をかけずに投資をしたい人にもETFはおすすめです。

今回解説してきた手順やポイントを押さえ、おすすめの証券会社でETFの銘柄選びを行っていけば、簡単に投資をスタートすることができるでしょう。

まずは少額からでもETFを購入し、ETFの魅力について感じていってみて下さい。

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